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投げ釣りテキスト |
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竿の規格は色々あるが、よく行く釣り場・狙うポイントまでの距離・自分の体力によって決めるとよい。竿は少々値投が高くても、軽くて反発力のある力−ボン製を選びたい。竿が軟らかいのと反発力が弱いのは別物である。最初は、軟らかくて反発力が強い竿を使いたい。 メーカーにもよるが竿には、25・405とか33・425という数字が表示されている。(シマノ製は、35=AX・33=BX〜25=EX) 上の2桁の数字は、その
投げ釣りに使うラインは細い。細ければ細いほど巻取る際に『ヨリ』が出やすい。『ヨリ』が多くなると、ガイドにからみライントラブル等で最悪竿を折る可能性も出てくる。各メーカーから『ヨリ』を少なくするラインローラー付きの ドラク付きの
![]() オモリ(天秤)には、形で分けてL型・非L型、天秤の固定のしかたで、遊動式・固定式・半遊動式がある。 @固定式は、飛距離が出て仕掛けの絡みも少ないが、 比較的アタリは出にくい。しかし、アワセなくてもハリ掛 りするのでシロギスの数釣りに適している。天秤の軸の道糸側に直接ヨリモドシを入れればスナッ プ式のヨリモドシを使うより、縮みも防げ飛距離ものびる。 天秤に直接ヨリモドシを入れる ![]() A遊動式は、仕掛けに道糸が直結している。魚にオモリの抵抗なく食い込ませる事ができるため大物釣りに適しているが、固定式に比べると、仕掛けが絡みやすく、飛距離が落ちる。 Bジェット天秤・D名古屋天秤(半遊動式)はオモリの可動範囲だけ遊動である。 Bジェット天秤は、巻上げ時の浮き上がりが早く抵抗が少ない。非L型なので根がかりも防ぎやすいが潮の速いところでは海底を転がりやすい。D名古屋天秤は、オモリを交換できる。飛行している時に道糸と仕掛けの距離が、広く大きいエサを使用しても仕掛けの絡みが少ない。しかし、オモリが根がかりしやすく飛距離が出ない。 C改良名古屋天秤は、遊動式で飛行している時はL型(a)で、巻上げ時には真直ぐ(b)になり抵抗なく巻き上げられる。釣り場に合わせてオモリの交換(c)ができる。根がかりに比較的強いが、少し絡みやすい。 C力糸 力糸とは、道糸の先につけるかなり太めの補強糸である。先が太く手前が細いテーパー状のラインを使いたい。遠投には細い道糸を使うので必ず使う。素材は、ナイロン・PEがあり大物狙いの置竿にはナイロン、キスの数釣りにはPEをつかう場合が多い。 D道糸 道糸は、投げた距離を読み取りやすいように色分けされたものを使用したい。素材はナイロン、フロロカーボン、PE(ポリ工チレン系)などがある。 ナイロンは糸が伸びクッションの役割になるため、警戒心の強い大物釣りによく使われ値段も一番安くオールマイティーである。 フロロカーボンは糸の伸びが少なく根ずれに強く、比重があるため沈みやすく船が近くを通る釣り場によい。 PEの強度は、ナイロンの2〜3倍で細い道糸が使えるため、遠投に適している。伸びがほとんどなく、海底の様子も驚くほど良くわかり、アタリも取りやすい。 しかし、その反面伸びが少ないので魚に警戒される事もある。比重は軽く浮きやすい。 E キスの数釣の場合は、ポイントの移動が多いためクーラー自体に色々な装備が付いたもの、もしくは自分で改良したものなど軽く、コンパクトなものを使いたい。 F竿掛け 砂浜でのキスの数釣の場合は、移動が多いため Gその他 その他必要なものとして、エサ箱は保冷・保湿に優れている木製の物を使いたい。素手でさわれない魚・さわりたくない魚のためにメゴチぱさみもあれば便利である。カ一杯竿を振るには、力糸で指を傷つけないためにも、フィンガープロテクターは絶対に必要ある。 |